2024年3月の記事一覧

和敬寮「来年度に向けて」

和敬寮では、年度末の反省や新年度に向けて準備をしています。
年度末の反省では、今年の寮生活を振り返りとして作文を書きました。コミュニケーション能力や相手への気遣いを身に付けた人もおり、一人一人が寮生活を通して成長を実感しています。
新年度に向けては部屋替えと大掃除を行いました。大掃除では、換気扇清掃や床拭き、生徒指導部長自ら玄関タイルの清掃を行うなど、普段は行っていない清掃も行い、新年度、綺麗な寮内で過ごすべく、一人一人が寮内の美化に努めていました。

寮生活を通して規則正しい生活を送る生徒が多く、今年度は学校行事や普段の授業を通して「大きく活気づいた」1年間となりました。来年度も規則正しい学校生活を送れるよう、教職員一同努めて参ります。【文:生徒指導部 伊藤】

*2年 相内 奏汰さん
「自分は綺麗好きなので部屋の片付けを積極的に行い、綺麗にすることを頑張りました。普段の生活ではあまり周囲を気にすることが少なかったですが、友達に雪かきや溜まったゴミを一緒に出しに行ったり、誘われることが多くなったことがきっかけで寮内の綺麗に保つことを覚えたことで、自分の心もスッキリして気持ちよくなるという実感が身につくことができました。次は新寮生も入り、最上級生になる立場なので、先輩として恥をかかないよう頑張っていきたいです。」

☆大掃除の様子☆

総合的な探究の時間 テーマ発表会

3月21日(木)総合的な探究の時間 テーマ発表会を行いました。テーマ発表会とは、来年度行う総合的な探究の時間に先駆けて、テーマとそのテーマに関する課題・問いを発表し、自分が決めたテーマへの理解を深めるとともに、意見を交換するためのものです。
 小さなグループを作り、話しやすい雰囲気での発表会だったため、生徒同士のやりとりも多く、意見交換が活発に行われました。先生方にも参加していただき、より専門的なアドバイスも多く聞かれました。
 今回もらったアドバイスをふまえてテーマを決定し、探究活動を進めていきます。来年度も個性豊かな、高校生らしい活動が展開されることを期待しています。

普通救命救急講習会

3月15日(金)1学年保健の授業において、北留萌消防組合署遠別支署の方を講師としてお招きし、普通救命救急講習会を実施しました。
講習の前半は支署長様による講話とDVD視聴、後半の実技演習では異物除去方法や傷病者の搬送方法、AEDを用いた心肺蘇生法を行いました。後日、受講した生徒には修了証が贈られます。【文:保健体育科 伊藤】

*轉石 桃花さん
「止血方法では、ハンカチを重ねて止血する方法や、傷病者の血液や傷口に触れない止血を知れました。心肺蘇生法の実技講習では、グループに分かれて、AEDの使用や119番通報の仕方などを学びました。胸骨圧迫は単三電池くらいの深さまで圧迫することを知り、自分が思っていた以上に力を入れないといけなくて大変でした。」


☆消防署員の方による講話の様子☆

☆実技の様子☆

陸上競技部「シーズンインに向けて

3月に入っても厳しい寒さが感じられる中、 陸上競技部は現在冬季練習に励んでいます。 最近では体力づくりと専門種目のトレーニングを並行して行い、 一人一人が新シーズンでの記録更新に向かってトレーニングしてい ます。

先日行ったコントロールテストでは、11月に行った時に比べ記録が向上した部員をおり、少しずつではありますが身体能力が向上しています。また、強度の高いトレーニングの際は、 皆で声を掛けあいながらトレーニングを行っています。

 

シーズンインまであと約2ヶ月、グラウンドでの練習が再開できるまで、 室内での練習を頑張ります。【文:陸上競技部顧問 伊藤・滝澤】

3年間の寮生活を振り返って

卒業式前々日の2月28日、3年生が家庭学習期間を終え、帰寮しました。
1・2年生も、3年生の帰寮を楽しみにしており、たくさん会話をしていました。

3年生は、退寮前に食堂の職員方へメッセージを渡し、職員の方から温かい激励を受けました。3月1日には部屋の清掃・清掃・整理整頓の最終仕上げを行い、退寮時の最終点検では、全員綺麗な状態で退寮しました。寮生活で培った経験を糧に、次の進路先でも頑張ってもらいたいと思います。【文:生徒指導部 伊藤】

※写真は和敬寮での様子です。

☆最後の夕食後、職員の方へあいさつの様子☆

☆点呼後に行われた在寮生へメッセージの様子☆

☆3年生を囲んでの集合写真☆

*和敬寮生(男子寮)川村 佳海太さん

「初めて寮に入った時、自分はここでどんな生活をするのだろうと考えていました。3年生になってここまで大変な事が多かったですが、遠別農業に入学しなければ大変な事も経験できなかったと思います。自分は中学生時代に親元を離れて生活することを少しも考えていませんでしたが、自分で道を決めて周りの人に支えられながらやり通したことで寮生活で大きな経験を得られたと思います。これからは支えてくれた親に感謝しながら恩返しできるよう頑張ります。」

*センター生(女子寮)青山 珠莉さん
「入学した頃は沢山の不安や心配を抱えていましたが、先輩に仲の良い人がいたり優しく接してくれる人もいたので、わからないことは聞いたりすることができました。学年が上がるにつれて、考え事や揉める事も多々ありましたが、3年生の時には最高学年として責任ある行動をし、ルールを守りつつ楽しい寮生活を送れました。集団生活をするにあたって大切なこと、様々な事を身に付けることができました。卒業後も寮生活で学んだことを活かしたいと思います。」