校長挨拶
遠農へようこそ

                                                                                      
第25代校長  芳  賀  雄  太

  北海道遠別農業高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 本校は、日本最北端に位置する全校生徒56名の小さな農業高校です。そして、本校が設置されている遠別町は、地域の開拓から100年以上の歴史を有し、厳しい自然環境の中、幾多の困難を克服しながら発展を積み重ねてきたフロンティア精神に満ちた町です。農林業と漁業の一次産業を中心とし、特に稲作では栽培の北限地として良質なもち米の生産を行ない、併せて付加価値の高い魚介類の生産・販売などが営まれ、活気あふれる町づくりを進めています。地域全体を見ても、とてものどかで、晴れた日には日本海に利尻富士が映える景観のすばらしい地域です。※年間を通し、風は若干強いですが……
 また、地域住民の方もとても温かく、常に学校や生徒のことを気にかけてくれる方々がたくさんおられ、常々高校を見守り、応援をしていただいております。
 この地域のなかで本校は、道立学校ながら地元遠別町から寮費、医療費、制服購入の補助、海外農業研修助成等、多くのご支援を受け生徒が恵まれた高校生活を過ごすことができています。
 また、全国各地からの入学生も迎え入れ、今年度は、全校生徒の7割弱にあたる37名の生徒が和敬寮と町交流センターでの生活を送り、集団生活の中で仲間を思いやり、支え合い、コミュケーション能力を高めて、協働できる能力と習慣を身につけていきます。
 校訓「 礼 知 信 」のもと、地域の教育資源を活用し、地域の未来を創ることができる生徒、地域産業の持続的な成長を担う職業人に求められる資質・能力を身につける生徒の育成、グローバルな視点で実社会で活躍できる生徒の育成等をスクールミッションに掲げ、生徒一人ひとりの可能性の拡大と様々な学びを支援し、充実した高校生活を送ることができるよう教職員が一丸となって指導に努めています。このホームページをご覧いただいている中学生とその保護者の皆さんには、高校選択に必要な情報や現在の「遠農」を知っていただく良いキッカケとしてご利用いただければ幸いです。
 これからも本校保護者の皆様、本校関係者や地域の方々のご理解とご協力をいただき、最北の農業高校らしい特色ある教育活動を推進していきますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
             
                                                                                                                                                                      (令和6年4月1日)
 

 

校訓・校章・学校教育目標
校訓
 
 
学校教育目標
  (1) 礼儀正しく、誰に対しても敬意と感謝の気持ちを持ち、自分を律して節度ある行動
 がとれる人 
  (2) 主体的に学び、探究をとおして物事を論理的に考え、正しい判断ができる人
  (3) 豊かな心で人を思いやり、有言実行するたくましさを持ち、周囲から信頼される人

 

 
学校教育目標、スクールミッション、スクールポリシー、経営方針等につきましては、以下のPDFにてご覧ください。 

令和5年度学校教育目標等


 六角は、雪の結晶とペン先、北国の厳しい風雪の中で学問に励む生徒の姿を表しています。
 山形は、遠別(Enbetsu)町民の教育(Education)に対する熱意をアルファベットの「E」で表しています。
 木の葉は、本校の発展と、巣立ちゆく生徒の活躍を願い、伸びゆく若葉で表現しました。
(昭和29年10月30日制定)
沿革概要
校歌
教育課程
遠別農業高校のアクションプラン
各種調査結果