えんのう日記

ファーマーズトーク in RUMOIと校内実績発表大会

12 12 日㈪と 12 13 日㈫に「ファーマーズトーク in RUMOI 」の中で「校内実績発表大会」を行いました。1日目の内容を紹介します。

4Hクラブ連絡協議会(留萌農業の次代を担う若者)が一堂に会し、日頃の実践活動で身につけた農業技術・経営改善の知識や農村生活・農村活性化、プロジェクト活動などの情報交換を遠別農業高校の生徒と行うことにより、お互いの交流を深め、将来の農業を担うたくましい経営者としての資質の向上を図ることを目的に遠別農業高等学校で開催しました。「ファーマーズトーク  in RUMOI と校内実績発表大会」を行うにあたり、8月から4 H クラブ連絡協議会と遠別農業高等学校の生徒 ( 農生会 ) で共同開催に向け運営方法について繰り返し話し合いを行いました。

 

1 日目は校内実績発表大会と4 H クラブ連絡協議会の取り組みの発表が行われました。実績発表大会とは、プロジェクト活動で研究したことやその成果をまとめて発表し、研究内容について客観的な意見や評価を受け、審査される競技です。

校内実績発表大会では

園芸分会

「イチゴ高設栽培の挑戦~水稲ハウスでイチゴ高設栽培の試み~」

畜産分会

「風の子ラムを作ろう!~もち米飼料の活用で肉質向上&飼料費削減から羊肉消費拡大~」

乳肉加分会

「羊肉を身近に~肉味噌で地域活性化~」

農産加分会

「もち玄米醤油の開発 Part3 ~もろみの熟成に関する酵母の研究と、圧搾火入れ方法の検証~」

以上の専門分会が発表題に沿った研究成果を発表しました。



遠別農業高等学校  2 年 鳶坂升蔵さんは 「今回の実績発表大会では4 H クラブをはじめとする多くの外部の方々に参加いただき緊張をしました。今年はどの分会も2年生しかいないため人数が少なく発表原稿をまとめたり資料を作ったりするのに大変苦労しましたと思いますが、最後まで頑張って活動してきたことに自信を感じる発表の内容で素晴らしい実績発表大会になったと思います。」と話していました。

遠別農業高等学校 1 年 岡本竜之介さんは「私がよいと思ったのは畜産班の発表です。スライド、グラフ、写真がわかりやすく内容に興味を持ちました。」と話していました。

4Hクラブ連絡協議会 会長 秋山直人さんからは「運営もスムーズに行われ、最後の一般質問も活発に行われた。生徒の視聴態度も良く、素晴らしい大会になったと認識している。発表練習が足りていないものもあったので、上位大会までに修正して頂きたい。」と激励の言葉をもらいました。

 

H クラブ連絡協議会の取り組み発表では

1 熱いぞ!留萌!~連協消滅の危機からの復活劇~

2 令和 4 年遠別町4 H クラブの活動

3 令和 4 年度 羽幌町・初山別村ピンクファイブの取り組み

4 妻と娘の農家の道

5 もち米での「疎植栽培」導入にむけて

6 ほうれん草 ( 冬野菜 ) 失敗談2つ

7 ラッカセイ栽培と収穫適期試験

8 四季成りイチゴ高設栽培  3 年目

についての発表が行われました。




遠別農業高等学校2年 青山珠莉さんは「 1 日目は、様々な取り組みを聞くことができ、一人一人ためになることがあったと思います。私は、「四季成りイチゴ高設栽培 3 年目」を発表した村上さんの取り組み方に感心しました。ただ、取り組むだけでなくグラフや数値を使い、次に生かすことをまとめていてすごく学びの多い発表でした。」と話していました。  

遠別農業高等学校 1年 岡本竜之介さんは「様々な農業者の発表を聞いて、彼らの苦労や事業のについて学ぶことができてとても良い経験になりました。」と話していました。
             (文:遠別農業高等学校 農生会顧問 滝澤ジェス)

農生会役員認証式

12月9日(金)6校時
 農生会役員認証式を実施しました。
 先週実施した農生会役員選挙立会演説会にて当選した9名の生徒に認証書が手渡され、それぞれが所信表明を行いました。最後に前農生会会長が1年間の任期を振り返り退任の挨拶をしました。全役員の皆さん1年間お疲れ様でした。新役員の皆さんは今年よりも遠農を盛り上げられるように頑張っていきましょう!

選挙管理委員 2年 木村 颯
~認証式を運営して~
 今年の認証式はコロナウイルスの影響で、選挙の時のように変更や延期があるのではないかと心配でしたが、何事もなく無事に終わることができました。当選者の所信表明を聞く中で来年度の学校生活が今よりももっと楽しくなるのではないかと思えました。当選者の皆さんは、自身の公約をしっかりと掲げ、先輩たちが気づきあげてきた思いを引き継いでいるのだと実感しました。新役員の皆さんには遠農をより明るく、元気にしてもらえるようにこれからも応援しています。


〈文:藤村〉

進学就職個別説明会

12月2日5・6校時1・2年生を対象とした、進学就職個別説明会を実施しました。
今回の説明会では大学、専門学校、一般企業から公務員まで様々な分野から、生徒が事前に希望した説明を聞く機会を設けることができました。1年生はまっさらな状態の自分の進路について考え始めるきっかけを得られたと思います。2年生は来年の進路活動に向けて、自身の進路と真剣に向き合っている様子でした。

2年 石原 心愛
 私は進学と就職で迷っています。今回の講演会で、就職の場合は今の勉強にしっかり取り組むことが何より大事になってくることを学びました。進学は今の勉強ももちろん大事なもので、進学するまでに申請などの準備を進める必要があることを改めて認識しました。どちらも計画性や課題を一個ずつこなすことが大切だということが今回の講演会で一番学びです。


【文:藤村】

令和4年度農生会役員選挙立会演説会

12月1日6校時 農生会役員選挙を実施しました。
立候補者は以下の通りです。
会  長  2年 鳶 坂 升 蔵 
副  会  長  2年 青 山 珠 莉 
副  会  長  1年 岡 本 竜之介 
書  記  2年 石 原 心 愛 
書  記  2年 武 田 心 花 
会  計  2年 水 野 玲 奈 
会  計  1年 田 頭 愛 美 
会計監査  1年 荒 瀬   愛 
会計監査  1年 大 安 龍 飛 
 
今回の改選を経て、遠農に新しい風が吹くことを教職員一同楽しみにしています。
 
選挙管理委員 3年 成田 琉希也

 今年の選挙はコロナウイルスの影響もあり、二度も延期をしてしまいました。急な延期と変更があったため心配なこともありましたが、臨機応変に対応し無事に選挙を終えることができました。立候補者の公約を聞く中で、自分が卒業した後の学校生活が今よりももっと楽しいものになるのではないかと感じていました。聞く生徒の姿勢は正しく、発表者はハキハキと自身の意見を述べていたので自分たち3年生は遠農の良さを後輩に引き継ぎ田のではないかと思います。これから役員になる立候補者の皆さんには遠農をより明るく、元気にしてもらいたいので、これからも応援します。



(文:藤村)

高校生ステップアッププログラム

11月18日(金)5・6校時本校体育館において、高校生ステップアッププログラムを行いました。ステップアッププログラムとは、 高校生のいじめや不登校の背景として、「人間関係をうまく保てない」など、 コミュニケーション能力の不足や、心の不安定さが原因になる場合が少なくなく、予防的・開発的な視点に基づく人間関係を形成する力やコミュニケーション能力の育成を図る目的で行っています。

当日は、札幌市から北海学園大学学生相談カウンセラーの小幡 昌志様を講師としてお招きし、レジリエンスやコンピテンシーを中心に講演・簡単なグループ活動を行いました。
                                                                                                                     【文:伊藤】

3年 浅野 元紀さん
「今回の講話を聴いて、自分の考えをどのように変えていけばよいか、コントロールすればよいかということを知れた良い機会でした。今後の生活にも生かしていきたいです。」

1年 加藤 総一郎さん
「心の柔軟性やレジリエンスの解釈方法などを詳しく知ることができ、今後の高校生活に生かしたいと思います。」


遠別町読書感想文コンクール表彰式

遠別町読書感想文コンクール表彰式に参加しました。

最優秀賞 藤門 菜々 
優秀賞  吉田 さとり
佳作   嶋田 すみれ

夏休みに全校生徒が作成した読書感想文の中から3作品が高校生の部にて表彰されました。1年生は「羊に名前をつけてしまった少年」、2・3年生は自由選択で感想文を作成しました。読書を通じて様々な感情を受け取り、解釈し、学びを得られたと思います。

生徒感想 藤門 菜々
今回夏休みに書いた「羊に名前をつけてしまった少年」の作文が、遠別町読書感想文コンクール高校生の部で最優秀賞をいただけるとは思ってもみませんでした。私はこれまでの学校生活で作文を表彰されたことが一度も無かったので、今回表彰されたことは本当に嬉しかったです。表彰の際は少し緊張しましたが、良い思い出になりました。

※画像は表彰式参加生徒のみ撮影
(作成:藤村)

見学旅行終了しました!

11月4日(金)見学旅行最終日でした。
この日は、大阪の宿舎を出発し、地下鉄とモノレールを乗り継いで伊丹空港へ。伊丹空港で2時間ほど自由時間がありましたが、その後は飛行機に乗り北海道へ戻ってくるというほぼ移動のみの1日でした。
生徒は初めてのモノレールに驚いたり、伊丹空港でお土産を買ったりして最後の関西での時間を過ごしました。
新千歳空港に着くと、関西との気温差に驚く生徒が多く、肌で地域の違いを感じることが出来たと思います。
札幌駅で解団式を行い、織井校長より5日間の振り返りと今後の学校生活についてお話しいただき、また生徒代表の川村 佳海太さんから、感想や今後の意気込みについて話してもらいました。
今年度の見学旅行も、2学年12名全員、無事見学旅行を終えることができました。今回添乗してくださった日本旅行旭川支店土合様はじめ、協力してくださった皆様、ありがとうございました。
関本さんの5日間を振り返っての感想です。
「今回の見学旅行では、様々な場所に行き、多くの思い出が出来ました。最初は福寿園に行き抹茶を作ったり、清水寺で友人と寺の中を周ったり、金閣寺に行って金色の建物を見たり、友人と様々な場所に行けたことがとても良い思い出になりました。
見学旅行をとおして、計画は変わってしまうものなので、そこにうまく対応することや人に助けを求めることの難しさや大切さを身に染みて感じました。今回の見学旅行で考えたことや学んだことを、今後の進路選択や就職した際に活かしていきたいと思います。」

 
 

いじめ防止集会を実施しました

11月7日(月)、本校はいじめ防止集会を行いました。
はじめに、前回のいじめ防止集会で作成した「いじめ根絶の羊」を確認し、
いじめは絶対にやってはいけないことであると、各個人が意識をして行動が
できていたかをグループで振り返りました。

その後、農生会役員が作成したいじめに関する
動画を視聴後、
いじめといじりの違いとは何なのか、グループで協議をしました。
各班3年生を中心に、1,2年生の話を聞き出しており、内容の濃い充実した
時間となりました。

★成田琉希也くんの感想★
今回のいじめ防止集会では、「いじり」と「いじめ」の違いについてグループ内で
話し合い、お互いに理解をし合えました。今回の集会では、動画も視聴し、
とても印象に残る集会でした。この集会を機に、いじめを減らしていきたいです。

★青山珠莉さんの感想★
今回のいじめ防止集会では、まず前回の振り返りをしました。1回目の集会で、
自分たちが出した答えを意識しながら生活できたかなど振り返りをすることが
できました。今回の集会では、これまでとは少し違うやり方で、私たち農生会が
作成した動画を視聴してもらい、これは「いじり」か「いじめ」なのかについて
グループで話し合ってもらいました。各班から出た意見では、大きな違いがある
ことが分かり、私たちの班では「された側がいじめだと感じた時点でいじめである」という意見がでました。この集会を通して1人ひとりが、いじめはあっては
いけないということを意識しながら生活できたらと思います。

今後も、学校全体でいじめのない環境作りを目指していきたいと思います。
 
 

(文:藤村)

農業クラブ全国大会北陸大会に出場しました!

10 25 日(火)から 10 27 日(木)に農業クラブ全国大会北陸大会が行われました。

本校からは農業鑑定競技分野「農業」に2年生の木村 颯くん、分野「食品」に3年生の佐藤 元くんが出場しました。

↓出場した2人のコメントは以下のとおりです↓ 

【木村 颯くん】

 初めての全国大会で、想像以上の人の多さに緊張しました。見たことがない問題も何問かあったので、難しかったです。来年の大会では、解けなかった問題が解けるように勉強を続けていきたいと思います。

【佐藤 元くん】

 去年の兵庫県大会に続いて2年連続で全国大会に出場することができ、やっと雰囲気になれたと思います。問題をよく読めば解ける問題が多かったので、慎重に解きました。

 来年の校内大会に出場する生徒は、油断はせず初見問題に対する応用力を身につけてほしいです。そのためにも日々の授業をきちんと受けるといいと思います。  

入賞とはなりませんでしたが、「農業高校生の甲子園」とも呼ばれる大きな大会に出場し、多くの刺激を受けたことで農業に対する職業的視野を育むことができました。来年度の校内大会でも、日頃の学習成果を発揮する機会を十分に活かして、生徒同士が高めあう内容となるよう取り組んでいきたいと思います。

 
      

(文:石田)

北海道インターハイまであと257日です!

 
来年度、全国高等学校体育大会(インターハイ)が36年ぶりに北海道で開催されます。
現在、総合開会式までのカウントダウンイベントに参加しており、本日、遠別農業高校が担当でした。
 
カウントダウンの様子は北海道教育委員会ホームページに掲載されております。
ぜひ、ご覧ください!
 
 
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