えんのう日記

1・2学年スキー授業

冬季休業明けから、1・2学年の体育では遠別幸和スキー場にて、スキー授業を行いました。
 
生徒は技能別の班に分かれて、先生方の指導をしっかり聞き、上達することができました。2月21日(火)にはスキー遠足を予定しています。
 
                     【文:伊藤】
☆1年生☆
 
☆2年生☆

めん羊の出産

1月27日(金)に羊の出産があり2頭の母羊から無事、単子と双子が生まれ合計3頭の新しい命が誕生しました。このあとも2月中には4頭の母羊が出産予定です。生徒は毎日、朝・夕方に様子を見にくるなどしてソワソワしています。新しい命の誕生と成長を見守っていきます。(文:宮川)

北北海道実績発表大会に参加しました

1月 19 日(木)、 20 日(金)に剣淵高校で行われた北北海道実績発表大会に
参加してきました。 結果は、以下の通りです。

 分野Ⅱ類 優秀賞 農産加工分会 
「もち玄米醤油の開発Part3 
      ~もろみの熟成に関する酵母の研究と圧搾・火入れ方法の確立~」
クラブ活動発表 優秀賞  農生会 
「Revival 遠農~地域と共に進む農業クラブ~」

上記の発表をした2班は8月に旭川農業高校にて行われる全道実績発表大会に
出場します。 上位入賞となるよう、精力的な活動と準備をしていきます。

 

入賞できなかった分会も冬休みを活用するなど熱心に研究をしてきました。

今回の反省をしっかりと行い、来年度はさらに充実した研究内容にしていきます。
                               (文:石田)

【全道大会の切符を手にした2年生 武田心花さんのコメント】

北北海道実績発表大会に向けてたくさんの時間を使って練習してきたので、
農産加工分会の発表と農業クラブの発表が入賞できて本当に良かったです。
8月に全道大会があるので、大会に向けて準備を進めていきたいと思います。

  

令和4年度冬期企業訪問

令和 3 年度卒業生 山 田 咲千香 さん

 増毛町から全国へ 新鮮さが自慢の遠藤水産 港町市場

 

 師走の繁忙期、遠藤水産の事務所にお邪魔した。

 私が玄関の引戸を開けた直後、こちらの気配を察知した山田さんが、仕事の手を止め、 丁重 に出迎えてくれた。社内は明るく、活気と清潔感を感じる。山田さんは、昨年の 4 月、地元に戻りこの遠藤水産に入社した。現在は主に事務を担当している。

 

 忙しい最中、社長の遠藤様に、時間をいただき、会社のことや増毛町のことを伺うことができたのでまずは、そのことについて語ることにする。

 社長は情熱的に会社のことを考えておられる。その背景には、お客様ファーストの信念がある。地元増毛の海産物を新鮮なまま人々の元に届けたい、それがこの会社のモットーにもなっている。人々に喜んでもらうために、社員一丸となってどこよりも早く出荷することを心がけているという。自社で加工した海産物は、豊洲市場へ空輸 される 他、増毛、札幌の店舗と、インターネット通販で販売 され ている。特に朝獲れ甘海老は市場でも高い評価を得ている。

 

 増毛町の歴史は古い。江戸時代中期には、すでに松前の商人村山伝兵衛の番屋が置かれ、鰊をはじめ様々な海産物の取引が行われてきた。遠藤水産はその番屋の跡地に店を構え、増毛漁業の伝統を受け継ぎ、 50 、増毛をはじめ 日本全国の人々に愛され続けている。

 

 山田さんは4年前、地元の増毛を離れ、本校に入学した。人柄は、聡明で優しく、礼儀正しい。そして 山田さんも 増毛に熱い思いを持っている 一人だ

 普段の仕事は、市場との取引連絡や、仕入れ、売り上げの PC 入力等。忙しい時期には、販売に回ることもある。

 初めの頃は、電話の応対に戸惑ったという。一般のお客からの問い合わせ等は、なんとか対応できたそうだが、市場からかかってくる電話 はそうはいかなかった。電話口 から聞こえてくる今まで聞いたことのない言葉の数々には たいへん苦労したそうだ。後にそれは専門用語と分かるのだが、山田さんは、その一つ一つの意味を先輩に聞いたり、自分で調べたりして理解していったという。

  山田さんはこうした小さなことにも 会社の一員として 自己の責任を果たさなければならない と思っている 。高校時代 アルバイトの経験 もある山田さんは 仕事 に対する責任 感こそがアルバイトとの大きな違いと熱心に語ってくれた

 

  山田さんは 増毛の をもっと世間にアピールしたい という 思いもあって、この遠藤水産に入社した。 就活の際、会社の事や会社と増毛との関わりについても入念に調べていたことを覚えている。増毛町は現在、若者の人口減少等様々な問題を抱えているが、山田さんには遠藤水産の一員として、今後も会社の発展、そして増毛の知名度アップ 貢献してほしい

  地元増毛の海産物を新鮮なまま人々の元に届けたいという思い を私は信じている。

冬のスポーツフェア

12月23日(金)冬のスポーツフェアを行いました。
当日は学年対抗バレーボール、バドミントン、ドッチボールを実施し
遠別の寒さを吹き飛ばすような熱い好プレーがたくさんあり、盛り上がりました。
                              (文:伊藤)
 
*3年 成田 琉希也さん
「自分は全種目出場しました。どの学年も迫力ある試合ばかりで面白かったです。学年対抗では、優勝することができ、とても嬉しかったです。最後の学校行事でケガすることなく、笑顔で終えることができて何より良かったです。」
 
☆開会式~バレーボール☆
 
☆バドミントン~ドッチボール☆
 
☆閉会式☆

総合的な探究活動発表会

12月19日(月)に総合的な探究活動発表会を行いました。
この活動は3学年の生徒が1人1つ課題を設定し、その課題についてデータを収集し、分析・まとめて発表するというもので、社会で求められる課題解決力や思考力、判断力、表現力を育成するために行っています。テーマの制限はなく、生徒たちはそれぞれの興味のある分野から課題を設定し、1年間研究をしてきました。
「いちごに音楽を聴かせる事で甘さや収量に違いは出るのか」「遠別町に喫茶店を!~遠農カフェ復活への道~」「ギターは自作できるのか?」「地元食材をぎゅっと詰め込んだハンバーガーを作りたい」など、今年も個性豊かなテーマのもと、発表が行われました。発表後の質疑応答では1,2年生も積極的に意見や感想を述べており、関心の高さが伺えました。発表を行った3年生の感想を紹介いたします。
来田 友希さん
「1年を通して探究をし、一人でやり切るという力が身に付いたと思います。進学先でも研究し発表するということがあるので、疑問から考察などをし、テーマに沿った研究をしていきたいです。」
成瀬 双葉さん
「今回は色々な人に協力してもらったので完成させられたと思っています。本当に感謝していますし、この活動をやって、町のために何かをするのは改めていいなと思いました。」                      (文:佐々木)
 
 

寄宿舎の部屋替え

12月21日(水)に寄宿舎の部屋替えを行いました。

自室の物の整理と掃除、各部屋の備品に異常が無いかを確認しました。
ベット下は特にほこりが溜まっていたため、念入りに清掃しました。

整理整頓を心がけて常に清潔な状態を保ってほしいと思います。

   
 

(文:石田)

ファーマーズトーク in RUMOIと校内実績発表大会

12 12 日㈪と 12 13 日㈫に「ファーマーズトーク in RUMOI 」の中で「校内実績発表大会」を行いました。1日目の内容を紹介します。

4Hクラブ連絡協議会(留萌農業の次代を担う若者)が一堂に会し、日頃の実践活動で身につけた農業技術・経営改善の知識や農村生活・農村活性化、プロジェクト活動などの情報交換を遠別農業高校の生徒と行うことにより、お互いの交流を深め、将来の農業を担うたくましい経営者としての資質の向上を図ることを目的に遠別農業高等学校で開催しました。「ファーマーズトーク  in RUMOI と校内実績発表大会」を行うにあたり、8月から4 H クラブ連絡協議会と遠別農業高等学校の生徒 ( 農生会 ) で共同開催に向け運営方法について繰り返し話し合いを行いました。

 

1 日目は校内実績発表大会と4 H クラブ連絡協議会の取り組みの発表が行われました。実績発表大会とは、プロジェクト活動で研究したことやその成果をまとめて発表し、研究内容について客観的な意見や評価を受け、審査される競技です。

校内実績発表大会では

園芸分会

「イチゴ高設栽培の挑戦~水稲ハウスでイチゴ高設栽培の試み~」

畜産分会

「風の子ラムを作ろう!~もち米飼料の活用で肉質向上&飼料費削減から羊肉消費拡大~」

乳肉加分会

「羊肉を身近に~肉味噌で地域活性化~」

農産加分会

「もち玄米醤油の開発 Part3 ~もろみの熟成に関する酵母の研究と、圧搾火入れ方法の検証~」

以上の専門分会が発表題に沿った研究成果を発表しました。



遠別農業高等学校  2 年 鳶坂升蔵さんは 「今回の実績発表大会では4 H クラブをはじめとする多くの外部の方々に参加いただき緊張をしました。今年はどの分会も2年生しかいないため人数が少なく発表原稿をまとめたり資料を作ったりするのに大変苦労しましたと思いますが、最後まで頑張って活動してきたことに自信を感じる発表の内容で素晴らしい実績発表大会になったと思います。」と話していました。

遠別農業高等学校 1 年 岡本竜之介さんは「私がよいと思ったのは畜産班の発表です。スライド、グラフ、写真がわかりやすく内容に興味を持ちました。」と話していました。

4Hクラブ連絡協議会 会長 秋山直人さんからは「運営もスムーズに行われ、最後の一般質問も活発に行われた。生徒の視聴態度も良く、素晴らしい大会になったと認識している。発表練習が足りていないものもあったので、上位大会までに修正して頂きたい。」と激励の言葉をもらいました。

 

H クラブ連絡協議会の取り組み発表では

1 熱いぞ!留萌!~連協消滅の危機からの復活劇~

2 令和 4 年遠別町4 H クラブの活動

3 令和 4 年度 羽幌町・初山別村ピンクファイブの取り組み

4 妻と娘の農家の道

5 もち米での「疎植栽培」導入にむけて

6 ほうれん草 ( 冬野菜 ) 失敗談2つ

7 ラッカセイ栽培と収穫適期試験

8 四季成りイチゴ高設栽培  3 年目

についての発表が行われました。




遠別農業高等学校2年 青山珠莉さんは「 1 日目は、様々な取り組みを聞くことができ、一人一人ためになることがあったと思います。私は、「四季成りイチゴ高設栽培 3 年目」を発表した村上さんの取り組み方に感心しました。ただ、取り組むだけでなくグラフや数値を使い、次に生かすことをまとめていてすごく学びの多い発表でした。」と話していました。  

遠別農業高等学校 1年 岡本竜之介さんは「様々な農業者の発表を聞いて、彼らの苦労や事業のについて学ぶことができてとても良い経験になりました。」と話していました。
             (文:遠別農業高等学校 農生会顧問 滝澤ジェス)

農生会役員認証式

12月9日(金)6校時
 農生会役員認証式を実施しました。
 先週実施した農生会役員選挙立会演説会にて当選した9名の生徒に認証書が手渡され、それぞれが所信表明を行いました。最後に前農生会会長が1年間の任期を振り返り退任の挨拶をしました。全役員の皆さん1年間お疲れ様でした。新役員の皆さんは今年よりも遠農を盛り上げられるように頑張っていきましょう!

選挙管理委員 2年 木村 颯
~認証式を運営して~
 今年の認証式はコロナウイルスの影響で、選挙の時のように変更や延期があるのではないかと心配でしたが、何事もなく無事に終わることができました。当選者の所信表明を聞く中で来年度の学校生活が今よりももっと楽しくなるのではないかと思えました。当選者の皆さんは、自身の公約をしっかりと掲げ、先輩たちが気づきあげてきた思いを引き継いでいるのだと実感しました。新役員の皆さんには遠農をより明るく、元気にしてもらえるようにこれからも応援しています。


〈文:藤村〉

進学就職個別説明会

12月2日5・6校時1・2年生を対象とした、進学就職個別説明会を実施しました。
今回の説明会では大学、専門学校、一般企業から公務員まで様々な分野から、生徒が事前に希望した説明を聞く機会を設けることができました。1年生はまっさらな状態の自分の進路について考え始めるきっかけを得られたと思います。2年生は来年の進路活動に向けて、自身の進路と真剣に向き合っている様子でした。

2年 石原 心愛
 私は進学と就職で迷っています。今回の講演会で、就職の場合は今の勉強にしっかり取り組むことが何より大事になってくることを学びました。進学は今の勉強ももちろん大事なもので、進学するまでに申請などの準備を進める必要があることを改めて認識しました。どちらも計画性や課題を一個ずつこなすことが大切だということが今回の講演会で一番学びです。


【文:藤村】