えんのう日記
実習の風景
生徒たちは手際よく水稲の苗箱に土を入れ平らにならして、完成した300個の苗箱は、4月19日(水)に行う実習で播種する予定です。
今年も高品質なもち米を生産できるように全力で取り組んでいきます。
(文:滝澤)
部活動の様子
陸上競技部とバドミントン部は5月に行われる高体連に向けて、それぞれ練習を行いました。
生徒たちは、入部を希望する新一年生と一緒に楽しく体を動かしていました。
高体連では良い結果を期待します。(文:滝澤)
和敬寮・交流センター新入生歓迎会
行いました。
★和敬寮の様子★
バレーを行いました。学年の垣根を越えて協力して取り組んでいました。
1年生は楽しく真面目に参加し、点数が入ったときには先輩とハイタッチする
様子も見られました。
★交流センターの様子★
椅子取りゲームとNGワードゲームをしました。
どちらのゲームでも1年生が積極的に活動し、盛り上がるシーンが多く
ありました。歓迎会終了後も1年生と2・3年生で楽しく話す様子が見られた
ので、今後も、コミュニケーションを大切に生活してほしいと思います。
(文:石田)
入学式
本校は入学式を行いました.。
男子17名女子8名、計25名が遠別農業高校に入学しました。
新しくはじまる高校生活に期待と不安を胸に入学式に臨んでいました。
〈担任からのメッセージを紹介します〉
ご入学おめでとうございます。ここまでの道のりは決して平坦なものではなかったと思います。25名の生徒が様々な面で成長する場面をしっかりと見ていき、成長を手助けできますよう、1学年団一同、全力で努めて参ります。今日から寮生活が始まり、親元を離れて生活する人も多く、保護者の方もご心配かと思います。そのような決心をした以上、お子様は強い心を持っています。様々な思いなどありますが、安心して見守ってください。学校生活・お子様に関して不安や心配がございましたら、いつでも学校または担任までご連絡お願いします。今日からよろしくお願いいたします。
学校紹介、農業クラブ入会式・説明会
1年生は緊張した面持ちでしたが、2・3年生による学校紹介のスライドや
ユーモアある部活動紹介によって少しだけ緊張もほぐれた様子でした。
農業クラブ説明会では、実績発表や意見発表の実演を行い、全校生徒が
1年間の農業クラブに意欲をもってもらえるよう農生会執行部が中心となって
行われました。
1年生は、決意表明の中で、「様々な農業クラブ活動や各種大会に全力で
取り組んでいきます。」と述べてくれました。( 文:石田)
和敬寮 舎室部屋替え・大掃除
3年ぶりの会食再開です。
現在の寮生は、入寮してから初めて顔を合わせて食事をしました。
普通救命救急講習会
【文:保健体育科 伊藤】
*1年 西岡 大吾さん
「心肺蘇生法の手順を知るとともに、「自分が傷病者を無事に救出するという意識をしっかりもち救出する心」を学ぶことができました。人が倒れていた場合には救出します。」
*2年 川村 佳海太さん
~普通救命救急講習会の様子①~
~普通救命救急講習会の様子②~
同窓会・農業クラブOB会入会式
2月28日(火)、本校は同窓会・農業クラブOB会入会式が行われました。
同窓会より副会長の中道豊見様、農業クラブOB会より副会長の秋山直人様に
出席していただきました。
生徒代表の成田琉希也くんは、「遠別農業高校の卒業生としての誇りを持ち、
各分野で頑張っていきます。」と述べました。
(文:石田)

卒業式
今年度は14名の生徒が門出を迎え、新たな道へと旅立っていきました。
式後には担任の先生である橘井先生より生徒1人ひとりに向けられた
手紙が渡されました。 生徒は手紙を受け取り、涙ぐむ様子も見られました。
また、卒業生から3学年の先生方へ色紙や花束が送られ、感謝の気持ちを
しっかりと伝えてくれました。卒業後の道でも活躍することを願って いま す。
保護者の皆様、ご来賓の皆様におかれまして も足下の悪い中、
卒業式にご出席いただきまして本当に ありがとうござ いました。
卒業生のみなさん、今後の活躍を期待しています。卒業おめでとう!
(文:石田)
和敬寮生として最後の1日
遠農男子の日常
新年度に向けた準備をしています。
直近では、換気扇フィルター・玄関・靴棚を時間をかけて清掃しました。長年清掃していない区域もあり、寮生だけでは難しい部分は先生方・時には校長先生にもご協力いただき、指導しながら清掃しています。おかげさまで少しずつ寮内が綺麗になりました。協力してくださった寮生・先生方・校長先生には感謝の気持ちです。
今後も、寮生同士・寮生と先生方が連携しながら何事も行える体制を少しずつ構築していきます。
3月20日~24日にかけては、区域を分けて大掃除・部屋替えを予定しています。その様子もお伝えできればと考えています。
「玄関は寮の顔」だと考えます。玄関は洗剤を使って清掃しました。
今回の清掃をきっかけに、日頃から寮内の美化に努めます。
【文:寮務部 伊藤】
調理実習
今回作ったのは「チョコブラウニー」という焼き菓子です。
レシピを見ながらチョコを溶かしたり、クルミを砕いたりしました。
作っている途中でアレンジをし、ブラウニーの見た目を華やかにする班も
ありました。試食の際には、「美味しい!」と頬張る様子が見られました。
スキー遠足
*1年 田頭 愛美さん
「音威子府のスキー場は、急なところと緩やかなところがあって楽しかったです。グループでの滑走はエッジをかけるコツやひざの使い方などを教わりながら上手に滑られるように頑張っている人が多かったです。リフトでは先生と乗ったときに「どうしたら二の字で上手に滑ることができますか?」や「滑っているとき、見た目はかっこいいですか?」など、先生との会話を楽しんでいる人もいました。お昼休憩では、生徒だけでなく先生方も混ざり、みんなで食べました。午後は自由滑走だったのですが、林間コースや急斜面のコースなど3つのコースがあり、どのグループも話し合ってコースを決め、とても楽しそうに滑っていました。登り坂が苦手な人やあまりスキーをやったことがない人も、友達や先生の手を借りて少しずつ上手になり、最後はみんな「楽しかった」と言えるスキー遠足になって本当に良かったです。来年は新しい一年生が入ってきて人数も多くなり、準備や片付けに時間がかかるようになると思いますがテキパキ行動して、たくさん滑られるようにしたいと思います。
*2年 木村 颯さん
「 今回、音威子府でおこなったスキー遠足では、班員の人たちとコミュニケーションをとり、楽しく滑ることができました。特に思い出に残ったことは、午前の部の最後に4人1組ですべったことです。4人で合わせながら滑ることはとても難しかったですが、楽しく滑ることができました。今回のスキー遠足でラストなので、いつか機会があったらまたスキーをしたいです。 」
アグリマイスター顕彰制度の学校表彰を受けました
2月20日(月)、アグリマイスター顕彰制度で学校表彰を受けました。
本校は、農業を学ぶ高校生の日頃の農業学習や職業資格の取得などを
得点化して顕彰するアグリマイスターに積極的に取り組んでいます。
学校表彰は今年で3年連続の受賞となり、生徒の積極的な取り組みが
実を結んだことに嬉しく思います。
自身もアグリマイスターで顕彰を受けた3年生の来田さんは、
「これまでの農業学習や農業クラブの大会を頑張ったことで受賞することができ
ました。後輩のみなさんにも来年度のアグリマイスター顕彰制度で学校表彰を受け
られるよう積極的に取り組んでほしいです。」と話してくれました。
(文:石田)

1・2学年スキー授業
めん羊の出産
1月27日(金)に羊の出産があり2頭の母羊から無事、単子と双子が生まれ合計3頭の新しい命が誕生しました。このあとも2月中には4頭の母羊が出産予定です。生徒は毎日、朝・夕方に様子を見にくるなどしてソワソワしています。新しい命の誕生と成長を見守っていきます。(文:宮川)
北北海道実績発表大会に参加しました
1月 19 日(木)、 20 日(金)に剣淵高校で行われた北北海道実績発表大会に
参加してきました。 結果は、以下の通りです。
分野Ⅱ類 優秀賞 農産加工分会
「もち玄米醤油の開発Part3
~もろみの熟成に関する酵母の研究と圧搾・火入れ方法の確立~」
クラブ活動発表 優秀賞 農生会
「Revival 遠農~地域と共に進む農業クラブ~」
上記の発表をした2班は8月に旭川農業高校にて行われる全道実績発表大会に
出場します。 上位入賞となるよう、精力的な活動と準備をしていきます。
入賞できなかった分会も冬休みを活用するなど熱心に研究をしてきました。
今回の反省をしっかりと行い、来年度はさらに充実した研究内容にしていきます。
(文:石田)
【全道大会の切符を手にした2年生 武田心花さんのコメント】
北北海道実績発表大会に向けてたくさんの時間を使って練習してきたので、
農産加工分会の発表と農業クラブの発表が入賞できて本当に良かったです。
8月に全道大会があるので、大会に向けて準備を進めていきたいと思います。
令和4年度冬期企業訪問
令和 3 年度卒業生 山 田 咲千香 さん
増毛町から全国へ 新鮮さが自慢の遠藤水産 港町市場
師走の繁忙期、遠藤水産の事務所にお邪魔した。
私が玄関の引戸を開けた直後、こちらの気配を察知した山田さんが、仕事の手を止め、 丁重 に出迎えてくれた。社内は明るく、活気と清潔感を感じる。山田さんは、昨年の 4 月、地元に戻りこの遠藤水産に入社した。現在は主に事務を担当している。
忙しい最中、社長の遠藤様に、時間をいただき、会社のことや増毛町のことを伺うことができたのでまずは、そのことについて語ることにする。
社長は情熱的に会社のことを考えておられる。その背景には、お客様ファーストの信念がある。地元増毛の海産物を新鮮なまま人々の元に届けたい、それがこの会社のモットーにもなっている。人々に喜んでもらうために、社員一丸となってどこよりも早く出荷することを心がけているという。自社で加工した海産物は、豊洲市場へ空輸 される 他、増毛、札幌の店舗と、インターネット通販で販売 され ている。特に朝獲れ甘海老は市場でも高い評価を得ている。
増毛町の歴史は古い。江戸時代中期には、すでに松前の商人村山伝兵衛の番屋が置かれ、鰊をはじめ様々な海産物の取引が行われてきた。遠藤水産はその番屋の跡地に店を構え、増毛漁業の伝統を受け継ぎ、 約 50 年 、増毛をはじめ 日本全国の人々に愛され続けている。
山田さんは4年前、地元の増毛を離れ、本校に入学した。人柄は、聡明で優しく、礼儀正しい。そして 山田さんも 増毛に熱い思いを持っている 一人だ 。
普段の仕事は、市場との取引連絡や、仕入れ、売り上げの PC 入力等。忙しい時期には、販売に回ることもある。
初めの頃は、電話の応対に戸惑ったという。一般のお客からの問い合わせ等は、なんとか対応できたそうだが、市場からかかってくる電話 はそうはいかなかった。電話口 から聞こえてくる今まで聞いたことのない言葉の数々には 、 たいへん苦労したそうだ。後にそれは専門用語と分かるのだが、山田さんは、その一つ一つの意味を先輩に聞いたり、自分で調べたりして理解していったという。
山田さんはこうした小さなことにも 会社の一員として 自己の責任を果たさなければならない と思っている 。高校時代 、 アルバイトの経験 もある山田さんは 、 仕事 に対する責任 感こそがアルバイトとの大きな違いと熱心に語ってくれた 。
山田さんは 増毛の 事 をもっと世間にアピールしたい という 思いもあって、この遠藤水産に入社した。 就活の際、会社の事や会社と増毛との関わりについても入念に調べていたことを覚えている。増毛町は現在、若者の人口減少等様々な問題を抱えているが、山田さんには遠藤水産の一員として、今後も会社の発展、そして増毛の知名度アップ に 貢献してほしい 。
地元増毛の海産物を新鮮なまま人々の元に届けたいという思い を私は信じている。